【お菓子は不健康?】お菓子で太る方法【健康に太りたい】
「ごはんでカロリーを摂取するのは大変だけど、お菓子なら楽に食べられるのに…」
「お菓子で太るのって何がダメなの?」
ガリガリ体型だとご飯をたくさん食べるのも大変ですよね。
お菓子は太る方法としては使えるアイテムなのでしょうか?
・お菓子はなぜ不健康と言われるのか
・お菓子を食べて太るメリット&デメリット
・健康的に太る方法
この記事を読めば、太る上でお菓子を食べるとどうなるのかがわかります。
お菓子が身体に与える影響や、お菓子で太るとどうなるのかを紹介していきます!
私は、BMI17を切るようなガリガリ体型でしたが、太る方法を勉強して増量に成功しました。
お菓子で太ることができれば楽というガリガリの方の気持ちはすごくわかります。
しかし、お菓子が楽にカロリーを摂取できるということと健康的かどうかという点は別問題ですよね。
この記事は、私が本などで学んだことをもとに書いていますので、増量の際の参考にしてみてください!
お菓子はなぜ不健康と言われるのか
お菓子は不健康だとよく言われますし、小さい頃なんて両親に制限されていた人も少なくないのではないでしょうか。
しかし、「なぜお菓子は不健康なのか」みなさんは知っていますか?
カロリー表示を見てみると、たった100gで400kcalもあるようなお菓子なんてザラです。
太りたい人にとっては少ない分量で多大なカロリーを摂取できるなんて魔法のアイテムですよね。
「お菓子は不健康と言われる理由は、このカロリーの高さだし、太りたい自分には関係ない」なんて思っていませんか?
実は、お菓子が不健康と言われる理由は高カロリーだからではありません。
お菓子に含まれる主な栄養分は糖質や油分です。
逆に、通常の食事と比較すると圧倒的に食物繊維やビタミンが不足しています。
では、なぜこのような食品が不健康と言われるのでしょうか。
理由としては、食物繊維が含まれていない点が最大の要因です。
というのも食物繊維には、通常食事の後に起こる血糖値の上昇速度を緩やかにする機能があります。
しかし、お菓子には食物繊維は含まれておらず、逆に大量の糖分が含まれてしまっているので、血糖値が急激に上がってしまうのです。
血糖値が急な上昇をすると、心筋梗塞や脳卒中などの病気のリスクの元にもなってしまいます。
さらに、血糖値が上がると「インスリン」というホルモンが血糖値を下げるためにぶんぴつされますが、インスリンの過剰分泌が続くとインスリンを分泌するための内臓の機能が弱まってしまいます。
インスリンの分泌能力が下がって血糖値が下がらなくなった状態が、いわゆる「糖尿病」です。
お菓子が不健康と言われるのは、「少しの量であれば大きな問題はないが、大量に摂取し続けると重大な疾患の原因になってしまうから」なんですね。
お菓子を食べて太るメリット&デメリット
メリット&デメリットを紹介する前に最初に行っておきたいことは、お菓子「だけ」で太ろうとすることは絶対にやめてください。
様々な疾患のリスクが爆発的にあがってしまいますし、健康な体を目指して増量しようとしたのに病気になっては元も子もありません。
太ろうとして食事をすると、痩せ型の人は特に「頑張って食べよう」とします。
当然、太るための摂取カロリーを稼ぐ意味では重要な精神性ですが、お菓子で太ろうとした際にも「頑張って食べよう」とすると、病気まっしぐらです。
くれぐれも、お菓子の食べ過ぎには気を付けてください。
お菓子で太るメリット
「簡単に太ることができる」「おいしいもので太れる」の2点が最も大きなお菓子で太るメリットでしょう。
先ほど言った通り、お菓子は単位当たりのカロリーがとても高いです。
普通の食事と同じ量をお菓子で食べてしまえば、あっという間に目標カロリーを達成することができます。
また、食事をたくさんとるというのも大変ですよね。
作るにしたって同じ料理をたくさん作っても飽きてしまいますし、いろいろな料理をつくると今度は食費が気になってしまいます。
その点、単位当たりのカロリーが高く値段も安いお菓子であれば味に飽きることは考えにくいでしょう。
食べたい味を好きなだけ食べて太ることができればそんなに幸せなことはありませんよね。
お菓子で太るデメリット
先ほど言った通り、「疾患のリスクが上がる」「必要な栄養素が取れない」の2点が最大のデメリットです。
疾患のリスクについては上記ですでに解説したので、ここでは必要な栄養素が取れないという点についてお話しします。
ビタミンやミネラルは、身体を機能させるる上でとても重要な栄養素です。
太るためには、胃が食べ物を消化し小腸が栄養を吸収する必要がありますが、これらの内臓を動かしているのもビタミンです。
そういった、身体を動かすうえで必要な栄養素が入っていないお菓子ばかりを口にして太ろうとすると、せっかくカロリーはたくさん摂取しているのに内臓の機能が弱まっているがためにあまり栄養を吸収できないという事態に陥ってしまいます。
太ろうとしてたくさんカロリーを摂取しているのに、どんどん太りにくい身体をつくってしまっては意味がないですよね。
お菓子は全く食べない方がいいのか
仮に、お菓子を食べなくても同じカロリーを摂取できるのであればお菓子を食べる大きなメリットはありません。
この辺りは一日の食事内容のバランス次第ですし、お菓子ばかりを食べてるのはおすすめできませんが全く食べてはいけないかというとそうではありません。
例えば、強い空腹感がある状態で食事をすると急激に血糖値があがってしまいます。
それを防ぐために、軽くお菓子を口にするというのは全く問題ありません。
もちろん、お菓子を食べたせいで夜ごはんがあまり食べられずに結果的に摂取カロリーが落ちてしまうといった事は避けたいです。
また、摂取カロリーを補うためのサプリメント的用途でお菓子を口にするのも悪くはないでしょう。
その際に気を付けたいことは、栄養バランスが崩れていないかという点です。
他の食事で、不足しがちなビタミンやミネラル、食物繊維を補う意識づけをしましょう。
健康的に太る方法
やはり、最も健康的に太る方法は栄養の取れた食事の量を純粋に増やすことで摂取カロリーを上げる方法です。
お菓子が悪いという話ではありませんが、比較対象としてお菓子を選択した際にはやはり健康面を考えると普通の食事が優ってしまいます。
さらに、この際に気を付けるべきことは適度な運動の習慣をつけることです。
ただ食べてばかりでは身体につくのは脂肪が多くなってしまいますし、そもそも食欲の増進や身体・内臓機能の向上のためにも適度な運動は必要な行為です。
仕事が忙しくて運動する時間がないという方でも、自宅で筋肉トレーニングをするくらいの時間はあるでしょう。
隙間時間を見つけて、一日数分~数十分で構いませんので心拍数の上がる運動を行いましょう。
この記事では、お菓子と太る方法の関連について解説しました。
太るためにカロリーを摂取することはとても大切なことですが、カロリーの質にも着目してみるとより理想の身体に近づくことができるので、皆さんもお菓子の食べ過ぎには気を付けましょう!