【太れない!?】胃下垂の人が太る方法!【改善方法も紹介】

2021年5月22日運動,食事

胃下垂

「ガリガリ体型から脱却したい」
「どやって太ればいいんだろう…」
と悩む胃下垂の方は多いですよね。

本記事の内容

・胃下垂の人が太らない理由

・胃下垂の人が太る方法

この記事を読めば、胃下垂の人が太る方法がわかります。
胃下垂だと体重を増やしていく事が難しく、ガリガリの体型にお困りの方もいいと思いますが、そんな方々も安心してください。

私は、最も痩せていた時はBMIが16台のガリガリ体型でしたが、太る方法を勉強して姿勢や生活習慣、食事方法を改善し増量に成功しました。
痩せていた時は胃下垂もひどく、よく妊娠していると笑われました。
しかし、胃下垂は改善することができます
当然、一日や二日でどうこうできるものではありませんが、時間をかければ胃下垂を治し体重を増やしていく事も可能です。

胃下垂の人が太らない理由

実は、胃下垂が太らないというのは逆で、太らない(痩せ型の)人に胃下垂が多いためそのように言われているのです。
しかし、胃下垂になると様々な症状を引き起こしそれが食欲の減衰や内臓機能に影響し太らなくなるという悪循環に陥ってしまいます。

なぜ胃下垂になると太らないかというと、胃の機能が低下し消化能力が衰えてしまうため、小腸における栄養吸収効率が下がってしまうからです。
栄養の吸収効率が落ちてしまうと、結果的に胃下垂でない人と同じ量を食べても太らないということが起きます。

また、重度の胃下垂は胃もたれや胃痛による食欲の減衰が食欲を削いできます。
食べても栄養を吸収しにくい上に、そもそも食べる気すら起きなくなるのです。

つまり、太りたい人にとって胃下垂は天敵というわけです。

胃下垂の人が太る方法

胃下垂の人が太る方法はいくつかあり、自分に合った方法を選択することが大切です。

胃下垂だからといって太れないわけでは無く、胃下垂でも太っている方はいます。
単純に痩せ型の人に胃下垂が多いため胃下垂は太らないというイメージがありますが、そうではありません。
なので、胃下垂であっても太ることは可能です。

しかし、太るための方法は最終的に自分の性格や生活リズム、身体に合う合わないがあるため、自分にとって最適な方法で改善していく事が必要です。

胃下垂の原因を解消する

根本的な解決をするのであれば、胃下垂を治すことが太るためには最終的に近道です。
胃下垂を治して内臓機能を元通りにすることで栄養吸収効率を上げ、太りやすい身体を目指します。

しかし、胃下垂を治すことは簡単な事ではありません。
先ほども言った通り、1日や2日で治るようなものではなく、改善するためには根気強さが必要です。
一方で、胃下垂を治すメリットは体重の増加やその他の健康面から言っても大きいので、コツコツ体重を増やしていくつもりの方は胃下垂を改善しつつ増量にのぞみましょう。

具体的な胃下垂の原因は実は一つではなく、様々な要因が複合的に重なって起こるとされています。
主な原因として考えられるのは、「胃などの内臓を支えるための筋肉や脂肪が少ない」「姿勢」「ストレス」「手術や出産」「急速な体重減少」があげられます。

この中で、意識的に治せるものは「筋肉や脂肪」と「姿勢」の2つですよね。
「太れないのに筋肉や脂肪をどうやってつけるの?」
と疑問に思った方もいると思いますが、「筋肉や脂肪をつける」というよりも「筋肉や脂肪をつけるための行動をする」と言った方が正確です。

筋肉トレーニングや増量のための総摂取カロリーUPは胃下垂の改善には効果的です。
当然、ストレスなどその他の原因で胃下垂が起きている方は別ですが、多くの方は筋肉量の不足や姿勢の悪さから胃下垂が起きていますので、まずはそこから改善していきましょう。

筋肉トレーニングをすることで普段使わない筋肉を活性化させることで内臓を支える機能を向上させます。
主に腹筋など、おなか周りの筋肉トレーニングをしてみてください。

また、姿勢に関しては、猫背によって上半身が前側に歪み、歪んだ上半身の重みが胃を押し下げていることがあります。
なので、猫背やストレートネックを改善することで胃下垂の原因を解消することが可能です。

食事による胃腸への負担を減らす

胃下垂を治す方法ではありませんが、食事の仕方に気を付けることで胃下垂であっても栄養をうまく吸収し体重を増やしていく事はできます。

例えば、分食をすることです。

分食は、手術などで胃の機能が下がった人や、糖尿病の人が血糖値をコントロールするために行っている場合もあり、胃腸に負担をかけないなどが目的で用いられている食事方法です。

他にも、ダイエット法としても用いられていますが、総摂取カロリーの計算をしながら行うことで胃下垂の人が太る食事方法として利用することもできます。

例えば、平日は朝+昼+夜+夜の4回に食事を分け、休日は朝+昼+昼+夜+夜の5回に食事を分けるなどすれば、食事による胃への負荷を下げることが可能です。

胃下垂で軟便にお困りの方は、胃の負担が大きすぎるために栄養が吸収できていない可能性が高いです。
胃で消化しきれなかった食べ物は、腸を通って最終的に下痢として排出されてしまうため、一回当たりの食事量を減らすことで胃の負担を下げ、しっかりと小腸で栄養を吸収できる状態を作りましょう。

食事を吸収効率の良いものに変える

先ほども言った通り、胃で消化しきれなかったものは最終的に下痢になってしまいます。

一度の食事量が多いと消化しきれないという事もありますが、それとは別に消化に悪いものを多くとるとお腹をくだして栄養を吸収できず、太ることが難しくなってしまいます。
なので、食事の内容を消化の良いものに変える意識を持ちましょう。

例えば、朝ごはんとしてよく食べられるバナナですが、これは消化に良いものとされています。
反対に、柿やアボカドなどは消化に悪いものとされているので注意しましょう。
他にも私たちが日常で食べる消化に悪いものの例としては、ラーメンや鶏皮、てんぷらなどがあげられます。

消化に良い食品・悪い食品の例はこちらの赤十字社のサイトに記載されているので、注意してみてください。
また、消化に悪いものを全く摂取しないというのは難しいと思いますので、食事に選択肢がある場合は気を付けるという意識づけをまずはしていきましょう。

本記事では胃下垂の人が太る方法を紹介しました。
しかし、分食や食事内容の変更は融通がきく人ときかない人がいますよね。

私としては、最終的には胃下垂の改善を目指して運動や姿勢の矯正をしながら食事をすることをお勧めします。
皆さんも、健康的に太るために胃下垂の対処法を知ったうえで増量に臨んでみましょう!

2021年5月22日運動,食事

Posted by Vitty